柿渋について
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荏胡麻油について
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亜麻仁油について
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桐油について
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使用法について
塗油には木の表面をコーティングして防水性を高める乾性油(荏油、亜麻仁油、桐油)と、木材に染み込み、防腐・防虫等に役立つといわれる半乾性油(菜種油)、不乾性油(椿油)などがあります。乾性油を使用して塗装するには白木に油だけを塗る方法と 紅殻を入れて着色する方法があります。
いずれの場合も乾性油は刷毛で塗ると塗膜が分厚くなり乾くのに時間がかかるので、通常は乾いた布につけて拭きこみます。こうすることで、木目の美しさと艶を出すことができます。通常2-3日で乾き、1週間半-2週間で臭いも消えます。油のコーティングを強くしたい場合は、乾いてから同じ作業を繰り返しますが、繰り返し過ぎると次第に表面に「てかり(ピカッと光る)」が出るので注意が必要です。
柿渋だけを白木に塗り発色させる方法もあります。その場合は、濃い液をそのまま塗るとムラができやすいため、原液を 2-3割水で薄め、何回かに分けて塗り重ねます。薄めた液を刷毛で塗り、ムラ、気泡を乾いた布でふき取りながら塗っていくときれいに仕上がります。3回くらい塗り合わせてもその時点では色は薄いのですが、2ヶ月くらいたってから色が次第に濃くなり始めます。最終的な色がどうなるかは塗る板の材質等で異なります。柿渋は時間が経つとゲル化しますので、長持ちさせるには、使用後、残った柿渋に水を2-3割加えて薄め、冷暗所で保存してください。また、柿渋は鉄と反応し、鉄を黒くしますので、鉄容器等は避け、ポリバケツ等をご使用ください。
※天然物・天然顔料のみ使用しておりますので、乾燥後も衣類等でこすると色移り・色落ちすることがあります。
柿渋について
ここ数年、環境やアレルギーなどの問題から、建築材料について、日本の伝統的な素材に関心を寄せる方が増えてきています。
その1つとして、柿渋があります。柿渋は、古来より紙・糸・布・木など多岐の生活用品に用いられてきました。
着色染料の役割と同時に、防水、防腐、防虫、補強の効果があるとされ、唐傘や漁網などにも塗られた塗料です。
住宅の下見板や戸格子、板塀などの外部に松煙やベンガラといった顔料と混ぜて塗ったり、室内の柱や家具など、木部に塗られています。
塗ってすぐは無色に近いですが、時が経つにつれ濃くなり、一週間程で赤みのあるしっとりとした色味に自然の風合いで木目もきれいに仕上がります。
柿渋はその名の通り、渋柿を絞り、その汁を発酵させたものです。 ちょうどワインを寝かし熟成させるように2年?5年・・・と年数が経つにつれ色艶を増し、防腐性や防水性も増します。
防水性があるとはいえ、100%植物原料です。厚い塗膜のできる化学塗料のようにメンテナンスフリーとはいきません。
ですが、暮らしながら手入れをし、木の色合いの変化を味わう。日々磨いたり、時々塗り直したり ‥ 。それも木と暮す楽しさではないでしょうか。
荏胡麻油について
α-リノレン酸を豊富に含む純正荏油をベースに植物油を100%原料として作られます。
木の内部にじわりと浸透し、木質の持つ自然な艶を引き出す天然原料、自然で安心・安全なフィニッシング・オイルです。
木部に擦り込むように塗るだけで艶を引き出します。
亜麻仁油について
亜麻仁油は植物のアマの種子を原料として作られます。
アマは世界の広い地域に生育する 1年草で茎は細くまっすぐで、白色ないし青色の5枚花弁の可憐な花をつけます。その油は実の中にある種子から絞り、特徴は、リノレン酸を多く含んでいることです。
それにより亜麻仁油は空気中にさらしておくと、弾力性のある半透明の物質に変化し、さらに時間がたつと、水、油、溶剤にも不溶な強靭な膜を形成します。その特性を生かし、亜麻仁油は塗料、印刷インキ、油紙などにも活用されています。
桐油について
桐油はアブラギリという植物の種子から取った油。
アブラギリの原産地は中国ですが、現在は南米、オーストラリア他多くの地域で栽培されています。また、その木は高さ 10メートル、直径30センチ近くにもなり、果実は植付け後4?5年で採れるようになります。
桐油を採るには、まず果皮を発酵または乾燥後、粉砕によって取り除き、種子を取り出し それから搾油します。
桐油は古くから日本、中国で使われており、わが国では長く燈火用として用いられ、油煙は副産物として墨の製造にも使用されていました。また、その防水性を利用して雨傘、雨合羽、ちょうちんなどにも使われました。
戦後は、航空機及び自動車における金属部品の被覆剤や鋼船の船底用塗料としてさかんに使われました。近年は合成樹脂塗料を始め、色々な塗料の材料として使われるとともに、印刷インキ用油脂としても、亜麻仁油についで使用料が多い植物油です。













